枇杷の袋、かけてます。

1月入ってから少しずつ枇杷の袋かけをはじめております。昨年の12月の摘蕾時期には分かっていたんですが、花が少ない・・・少なすぎる(泣)

左の画像は9月初旬の花芽。枇杷の花芽は9月から10月にかけて準備されるのだ。

昨年10月の台風18号19号は枇杷にも多大な影響をあり、やっと芽吹いた花芽が台風の強風で擦られ開花できなかったのだ。

昨年の台風には散々やられた。米も、芋も、枇杷まで。自然を前にしたら農家ってのは本当にやれることは知れている。というか、そもそも作物を育てている気になっているのが間違いなのだ。種は蒔くし、小さい時は他の草に負けないように草も取るけど、育っているのは作物であって、僕が飯を食っている時も寝ている時だって、暑さ寒さや干ばつや豪雨に耐えて育っているんだな。

そんなことを気づかせてくれるのも台風だったりする、ということなんだ。と、昨年はそういう年だったのだ。

 秋の稲刈り、芋掘りのときもそうだったのだけど、減収にがっかりしながらも決してゼロではない収穫物を前にすると、もう本当に頭が下がるのです。よく台風に耐えてよくここまで大きくなってくれたってね。

この写真の木は風が当たらなかった?開花が早かったのかよく付いている方。ひどい場合は一本の木に一個も花がない。一個もですよ!

実際まだ袋掛け終わってないから分からないのですが、ザッと見、花の数からして昨年の2〜3割。

昨年だったら間引いたような小さな実も大事に袋をかけていきます。

天気の良い日はミツバチがブンブン飛んでいて僕も気持ちが良い。袋掛けの作業が落ち着いたら蜂箱でもつくるかな。