ビワの収穫も大詰め

ひったすら、ビワの収穫。4/8から少しずつ収穫を始め、はじめは袋を下から少し覗いては色を見て完熟度合いを確認して収穫、まだ色が浅かったら再度袋を閉じてって感じで。そんな作業をチマチマしてたんですが、4月中旬に入って一気に熟れ具合のペースが上がってずっとビワに追いかけられている状況です。タイミングを逃せば熟れ過ぎて売り物にならないし、熟れてないものを収穫しても美味しくないし。雨が降れば収穫出来ないし。天気もビワも、ヒトの都合では生きてませんしね。こっちが察して合わせるのみです。

ところでビワは袋ごと収穫します。袋から出してしまうと運搬中に傷つきますので。収穫した袋をフワッと潰れない様に収穫箱に入れて軽トラで運搬です。

自宅に運搬された収穫箱から一つずつ袋を出して、袋から、擦れないようにソロ〜っとビワを出します。生産者にとって緊張の一瞬です。寒い11,12月に摘蕾し、1,2月に袋を掛けた時以来のご対面!

綺麗で大きいものは嬉しいが、ちっちゃいのや、傷だらけだったり、過熟のビワも多くいます。正直残念ではあるのだけど、それもこれも花芽を付ける枝の仕立て、摘蕾が上手にしてやれなかったりと、僕の世話が至らなかったんだ、と反省しきりです。世に出られなかったビワも加工にまわしたり、それも無理なのは、ビワの樹の株もとにばらまいて循環してもらいます。

枝を切り離し、サイズ、色(完熟度)で選別します。その後更にキズや擦れなどで選抜され、地方発送用の箱詰め、無人市や直売所など用にパック詰めされます。

無肥料・無農薬の屋久島のビワ!ご賞味下さったお客様よりご好評を頂いております。

収穫は残り1週間程で終わりそうです。ラストスパート気張っていきます。

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ビワ園のスタッフ紹介

明日から雨が降る、ってんで本日は午前中に慌てて1枚の畑の麦刈り(ミナミノカオリ)を済ませ、午後からはビワの収穫でした。最近は畑にとってはちょうど良いくらいに3.4日晴れて1日雨が降るって具合なんですが、気温が上がってきたこの頃のビワは完熟度合いが進んでいます。まだピークが来てないのにこの慌ただしさ。気張っていきます。

 そんななか頼もしい生き物に出会いました。

これはビワの袋掛け最終日の3/3の写真です。チガヤやススキでよく見るカマキリの卵。

ビワ園内の草刈りは色々気を使っています。種類によっては残す草、刈ってしまう草、場所によって刈る高さを変えたり、また緑肥(クローバーやレンゲなど)も蒔いています。

ススキが密集しているゾーンもあったのですが、樹勢の弱っているビワの木の株元の敷き草にする為、この冬けっこう刈ってしまいました。敷き草には、雨が無く乾燥が続いた時の保湿効果があり、保湿されていると、ビワの木は元々根が浅く張るので、ビワの根にもよく、微生物が喜び、やがてその敷き草は有機物として土に変わります。いいこと尽くしです。

ただ、草の密集ゾーンにはだいたいカマキリの卵があるってのは相場なので気にはなっていたんですが。

 

ビワの葉の裏に産みつけるとは。感心して写真をとったのでした。

んで、今日の主役。カマキリは無事孵ったようです。いつ孵ったのか分からないけど、既に相当すばしっこい。カマキリは親になると、そんなに俊敏なイメージはないんだけど。

当農園では農薬を使用しないので、カマキリとクモには頑張ってもらいたいものです。考えてみれば、いわゆる害虫と呼ばれる昆虫は葉っぱや実を食べるのでベジタリアンなんですね。害虫と呼ばれているのは人間と食べるものが一緒だからなんですね。そのベジタリアン昆虫を食べてくれるのがカマキリやクモです。

あったかくなってビワ園にもクモの巣も増えてきました。毎日通るのだから、場所を変えてくれよ、って思いながらクモの巣を顔面で貫通しております。

という訳で、カマキリよ、今年もいっぱい喰って、大きくなり、出来ればビワの葉の裏に卵を産んでくれよ。

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お芋のお風呂

バタバタとビワの収穫をしながら、お米の育苗を見守り、サツマイモの種芋を伏せ込んでいます。かなり農作業が詰まってまいりました。

初めてやるのだけど、サツマイモの温湯消毒です。48℃で40分。貯蔵中に黒斑病の菌におかされていることがあり、それを消毒出来る上、催芽の効果もあるらしい。

今年は例年よりも早く植え付けて、少しでも早く収穫し、年末には完熟の芋をお届けしたく考えている。

芋の尾部を少し下方へ傾けて埋め込み、頂部が見えないくらいに覆土した。芽が出たらトンネルしてみようかな。

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お米の育苗状況

3/28に蒔いた「ハエヌキ」が育ってきました。催芽のおかげで揃いも悪くないですね。今で3葉くらいかな。例年より少し生育が早い。始めての不織布トンネルの効果ありありです。このままでは田んぼの準備が間に合わないので、トンネル撤去のタイミングを考えなければ。

2日に一回ほど、苗を折れない程度にナデナデしてます。苗の太さが変わっちゃうから不思議。一本植えに耐えられるような屈強な苗に育ってほしいものです。農家さんによっては「苗踏み」といって、麦踏みみたいに踏んづける方もいるようだ。僕は勇気がなくてそこまでは出来んけど。

こちらは手前が4/4に蒔いたもち米の「緑米」と密なところが少し「香り米」その向こうが「イセヒカリ」。やはり催芽がうまくいった順に発芽率良好。イセヒカリはもひとつ。もう一日待てばだいぶ違ったのだろうに。天気の関係で急いでしまった。来年にいかしましょう。

これは少しだけど「黒米」もっとも催芽がうまくいってなかったのだけど、割と出てるね。ちゃんと栽培するのは始めてなので楽しみです。

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屋久島産無農薬無肥料栽培!ビワ予約販売開始いたします!

※おかげさまで2014年度 ビワは完売致しました。来年も宜しくお願い致します。

2016年度ビワ、予約販売開始しております。コチラをクリックください。

 お知らせです。昨年から栽培しているビワが収穫期を迎えております。

 

このビワ園は2,3年放置されていた状態でした。草ははえ放題で背丈以上あり、蔓系の草がビワの木に絡まり、元々高木のビワは4m近く上へ上へ伸び放題。

込んでいる枝葉の奥にはヒヨドリが食べ残したビワの実が結構残っていました。自分も気からもぎ取り食べてみてホントに驚きました。それまでは正直ビワってのは、なんと掴みどころのない果物なのか、と思っていたのが甘い!甘い!何とも言えない爽やかな芳香とジューシーさ。僕のビワの概念は覆されたのであります。

昨年の春から炎天下のなか草刈りと伸び過ぎた枝の剪定。放置される前は慣行農法で栽培されていたようだが、幸い放置されていた間に、草と昆虫と微生物が土壌を豊かにしてくれた様子でビワの木の株元は本当にフカフカする。さらに剪定した枝葉は全てその場に刈り敷き。

そして11,12月から摘蕾、今年の1,2月で袋掛け。

 

遂にビワの実がほんのりオレンジ色に色付いてきました。

屋久島産 無農薬無肥料栽培 茂木ビワ

※おかげさまで2014年度 ビワは完売致しました。来年も宜しくお願い致します。

20個入り 2,000円 (画像左)

一個のサイズは50gくらい以上

24個入り 2,000円(画像右)

一個のサイズは40〜50gくらい

訳有り品(ご自宅・加工用) 1,000円

※おかげさまで2014年度 ビワは完売致しました。来年も宜しくお願い致します。

多少の傷があり、大きさ・色・形が色々です。ご家庭用、加工(びわ酒・びわジャム・びわゼリー)などの加工用にオススメです。あくまで参考ですが、35〜40個、1kgくらいです。


 ビワは近年、多くの地域でハウス栽培が行われておりますが、画像の様に当農園はいわゆる「露地栽培」です。屋久島の冬は北西の風が吹き、島の南に位置するビワ園も冬から春にかけて幾度となく強風にさらされます。袋を掛けた当時(参考)はピンッと立っていた袋も実が大きくなるにつれて頭をもたげるように垂れ下がりますが、風が吹く度に右へ左へと揺さぶられます。この実の太った時期に強風にさらされると自重に耐えられず何個も袋ごと地面に落ちます。

 風も吹かず雨も降らないハウス栽培のビワのように、傷が一つもなく、産毛が全て残っているようなビワは当農園ではお客様にお届けすることは出来ません。

 当農園がお届け出来るビワは、屋久島の自然の恵みをいっぱいに浴びながらも、風雨にさらされ、病気や虫の害から免れ(袋だけは掛けさせて下さい・・・ヒヨドリにほとんど食べられてしまいます(泣))、自力(土壌の微生物などと共存しながら)で養分を吸い上げ、太らせたタフでジューシーなビワです。

産毛がとれていたり、多少の擦れや傷もございますが、中身は損傷ありませんので、ご了承下さい。また、出来るだけ完熟のビワをお届けする努力をさせていただきますが、元来、日持ちのしないデリケートな果物です。商品が到着後は出来るだけお早めにお召し上がり下さい。

 画像の縦線は傷ではなく、完熟の証であります。

ご予約を頂いた順に、収穫次第、順次発送いたしますが、発送までにお時間を頂く場合がございます。

ご予約頂いた時点で発送予定日をご連絡いたします。

発送可能期間は現在より4月末か5月初旬くらいになります。

発送前でしたらキャンセルも可能です。

※常温発送となります。冷やして食べる場合は冷蔵庫に1,2時間くらいがおすすめです。

※お届けの際は、しっかり検品して発送致します。万一発送中のトラブル(落下・押し潰され・遅延)が発生した場合は、ビワが痛み、黒ずむことがございます。その際には改めて新しいものをご用意させて頂きます。ビワは大変デリケートな果物である為、ご理解のほど宜しくお願い致します。

※おかげさまで2014年度 ビワは完売致しました。来年も宜しくお願い致します。

ご予約は以下の方法からお選び下さい。

 

1 お電話・FAXによるご予約(0997-47-3880

  FAXの場合は「お問い合わせ」に必要事項が記載されおりますのでご参考下さい。

2「お問い合わせ」からメールにてご注文

 

[お支払い方法]

銀行振込

 

[送料]

ご利用案内」にある[地域別配送料]をご覧下さい。

 

◎ 商品代金が合計10,000円以上で配送料は無料となります。

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ハエヌキ出揃う!

3/28播種の「ハエヌキ」が無事揃いつつあります。ピンととんがったヤツが稲。二股のヤツはこの畑の厄介者「オオツメグサ」。かなり多いです。どこかのタイミングで除草しなければ。この冬はほんとに「オオツメグサ」に泣かされました。草取りが遅れたところは緑肥のクローバーなどが負けて、ひどい場合は消滅。または、「オオツメグサ」の足下で発芽後2週間くらいのまま、生育が止まっている。今も草取りしてますから。

 毎年この時期、モミを蒔くと雨が降らない・・・強風が吹く。昨年苗作りの失敗を生かすべく、今年は色々手をつくしております。例えば、昨年まではモミ蒔き後に、防鳥ネットを使用してましたが、隙間が出来てかなりのモミを雀に食べられました。今年は不織布でトンネルを作ってます。また、播種後の覆土に山土を使いますが、今年はとってきた山土をフルイでふるって均一な大きさの土コロにした為、出芽も揃ったのではないかと。

 一昨日は第2弾のモミ蒔きをし、試しに透明マルチで被覆したのだけど、今日の午後には強風でビニールが剥がされ、土はからっから。慌てて散水し、やはり不織布のトンネル作戦に変更。今夜も外は風が強い。第2弾の芽が出揃うまでは目が離せません。

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春ソバの様子とライ麦

春ソバに本葉が出ました。ここんとこ雨が少なく、ロケットスタートってわけにはいってない。梅雨前に収穫出来そうな気がしません。

少しでも土中に水分と酸素を入れる作戦で、土寄せしました。っふう、わずかな面積ですが、人力の土寄せはしんどかです。

ソバはタデ科ソバ属。始めて栽培する作物は生長が楽しみだ。ちょっと厚蒔きが気になるところ。

そしてライ麦の穂がやっと揃う。こちらはギリギリ梅雨前に収穫間に合うかな。小麦とは全く違う立ち姿。背の高いのは人の背丈くらいある。

ライ麦の花。考えてみれば、小麦の種はまるっこかったのにたいして、ライ麦は細かったもんね。

こちらはおまけ画像。昨年の10月に蒔いた食用のヒヨコマメが実をつけた。2年前に春蒔きしたけど、夏の暑さで失敗。昨年レンズマメの秋蒔きに成功したので、ヒヨコマメもイケルんじゃないかと。しかし、一株で今のところ2莢。実用化は厳しいか。。。

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